基本理念
1. 森林整備の事業活動を通じて持続可能な社会づくりに貢献する
2. 森と木の文化が息づく豊かな社会の発展に寄与する
1 森林は不動のものです。それぞれの土地に見合った樹木をしっかりと根付かせ、長い年月をかけて育てなければ、決して成立するものではありません。しかしながら、近年、資金力の低下や過疎化、高齢化によって地域の活力が衰退し、森林の整備がおろそかになる恐れがあります。
そのため、多くの人びとの理解のもとに、関係者が力を合わせ、新たな技術の開発や効率的な整備手法の導入などにもチャレンジして、森林の整備を推進していかなければなりません。
北海道森林整備公社は、未来を見据え、森林整備に関するあらゆる事業活動を通じて「持続可能な社会づくり」に貢献してまいります。
2 人々の暮らしは森林の存在と深く関わっています。単に木材の供給源としてだけではなく、水資源の涵養や山地災害の防止、生活環境の保全、保健・文化機能の維持など広い範囲に及びます。森林の恩恵を受ける人々が、こうした森林の持つさまざまな機能について理解し、森林を守り育て、そこから生産されるものを賢く利用していくことは、「文化」そのものであります。
北海道森林整備公社は、事業を行うにあたり、森や木の文化が息づく豊かな社会の発展に寄与することを念頭において活動してまいります。
行動指針
1 法令遵守
私たちは、公社の一員としての自覚を持ち、法令、社会規範、社内規程を遵守するとともに、社会的良識に従って誠実に職務を遂行します。
2 安心、安全な職場づくり
公社は、ひとり一人の大切な人材から成り立っています。公社で働く人たちが安心して働き、かつ事故の無い安全な職場環境づくりに努めます。
3 明るい職場づくり
公社は、社員が生き生きと働けるよう、相互信頼を基本に、気軽にコミュニケーションができる明るい職場づくりに努めます。
4 経営基盤の安定強化
公社は、社会情勢の変化やお客様のニーズに的確に対応するために、普段から組織、業務の見直し・点検を行い、経営効率の向上、持続的な収益の確保を図り、経営基盤の安定強化に努めます。
5 営業力の強化
公社は、社員ひとり一人が「営業マン」としての自覚を持ち、お客様の信頼に応えるとともに自己研鑽に励み、公社のポテンシャルを高めて営業力の強化に努めます。
6 技術力の向上
公社は、研究機関や関係する事業体等と連携し、先端技術の導入やシステムの開発などに努め、技術力の向上に努めます。
7 パートナーシップの構築
公社は、業務上関わる機関、事業体、団体、個人と公正なコミュニケーションづくりに努め、良きパートナーとして相互に研鑽を重ねつつ発展する関係を築いてまいります。
8 公社のイメージアップ
公社は、社会から信頼される開かれた法人を目指し、広報・公聴活動を通じて、公社に対する理解を深めていただくとともに、公社のイメージアップと経営の透明性の向上を図りま